2000-2001 青森ヒバの家 details |
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浜松市中区野口町 専用住宅・木造2階建 延床面積132.23㎡(39.99坪) 施工/幸田建築 2001/01竣工 | |||||
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居間から天井を見上げる 構造体は全て青森ヒバを用いている。 屋根には通風のため、開閉式トップライトを2ヶ所設けた。 天井材はヒバ板貼。 |
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2階のフリースペース 床材はヒバ無垢板、壁は竹小舞に土壁を塗って、 しっくいで仕上げた。 奥は夫婦の寝室。 |
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フリースペースから居間吹抜を見る 黒いパイプはストーブの煙突で、放熱効果がある。 |
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夫婦寝室から居間吹抜を見る フリースペースの手摺も、通風のため上下を開けてある。 階段の下は収納になっている。 |
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1階の和室 床/3尺角ヘリ無タタミ市松敷き 壁/竹小舞下地土塗り壁の上、しっくい仕上 天井/ヒバ板貼 |
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居間のストーブ メトスカミン暖炉YUNCA/Radiant(NEW Zealand) 鉄板2重構造で、天板で調理が出来るタイプ。 |
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特注で製作したキッチン 天板はステンレスで引出しとワゴンが付いている。 調理機器はTOTOのシェフステーションを採用した。 |
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南東外観 外壁/モルタル下地ジョリパット吹き付け 屋根/GLカラー鋼板瓦棒葺き 周りは住宅が密集した地域。 |
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最終案模型 内部空間を把握するために製作した。 |
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「設計コンセプト」 「青森県からヒバ材を取り寄せて、その材をふんだんに使って家を建てたい。」 クライアントと最初に会った時の言葉だ。 どうして青森のヒバにこだわるのか、以下の話である。 最初、浴室の掃除用のブラシにヒバのブラシを使ったら、いつまでも腐らないし、 おまけに黒ずんでもこない。 そこで、他のヒバの製品をいろいろと試してみたら、香りが良く、 まるで森の中を散策している時のようにリラックスした。 そこで家を建てるなら、いつもヒバの香りに包まれていたいと思ったそうだ。 平成12年1月、「青森ヒバの家」の設計が始まった。 設計に関して、こだわった点を以下に掲げてみた。 01. 構造材(柱・梁等)は全て青森ヒバ、仕上材も9割以上が青森ヒバを使用。 02. 新建材(合板等)は、いっさい使用しない。 03. 床下、天井の断熱材は、ライブウール断熱材(フィンランド製)を使用。 これは木から出来た呼吸する断熱材で、フィンランドのパイン材の 天然木質繊維を原料としている。 04. 壁は竹小舞を組んで土壁を塗り、しっくい仕上げとする。 05. 基礎はべた基礎とし、基礎パッキンを使用し、基礎コンクリートの切り欠きはしない。 06. 土台は青森ヒバの芯材を使用し、防腐剤などの薬物はいっさい使用しない。 (防蟻処理はしない。) 07. キッチン、食器戸棚、下足入等の家具も使いやすい様に、オリジナルで製作する。 08. 通風、採光を考慮し、各部屋に小窓を設け、屋根には開閉式トップライトを設置。 09. 居間は大きな吹き抜けとし、天井は青森ヒバを使用し、ストーブを設置する。 平成12年夏、施主と大工さんは、青森まで自分の家に使うヒバ材を見に行った。 そして平成13年1月、打合せから1年がかりで「青森ヒバの家」が完成した。 1月28日に、引越しが無事終わった。 外構工事の塀と植栽は、住み始めてから徐々に自分たちの手でやっていく事になった。 関係者みんなが、こだわって作った家だけに、大事に使ってもらいたいと願っている。 |
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「青森ヒバの家 オープンハウス」資料より抜粋 シックハウス対策の家・土壁使用100%天然素材の家 青森ヒバの家いよいよ完成 私たちの想像をはるかに超える不思議の木、青森ヒバの家が平成13年1月20日、 浜松市野口町に完成、発表します。 防腐剤などの薬物を一切使用しない天然素材100%の家 青森ヒバは桧や杉に比べて抜群の抗菌力を持っています。 また腐食に強く、防虫、防蟻性が高くヒノキチオール・シトロネエロールなどの天然成分が 多く含まれ、シロアリを寄せ付けません。 シックハウスの原因となるホルムアルデヒドの排出はありません。 断熱材もガラス繊維は使用せず、人体に安全な天然木の繊維で出来たものを使用しています。 我が家で毎日森林浴 青森ヒバは一般に出回っている北米から輸入されたいわゆる米ヒバとは 樹種自体が異なる木です。 青森ヒバの香りはまるで森の中を散策している時のようにリラックスさせてくれます。 北国の厳しい風雪にも耐え、他の樹種の2倍の歳月をかけて年輪を重ねた巨木から 作り出される理想の家をご覧下さい。 |