HIRONO ASSOCIATES


works
  WS邸 photo gallrey REPORT
2007

子供と遊ぶ家(和合町・WS邸) details
浜松市中区和合町 専用住宅・木造2階建 延床面積120.21㎡(36.36坪) 2007/03竣工

南外観
外壁は黒のGL鋼板


1階のファミリースペースの滑り台
赤い扉はトイレの引き戸


2階のLDK
キッチンはトーヨーキッチン


2階のLDK
上部にロフトを設置


玄関見返し
床のビー玉は天の川をイメージ


2階の浴室
カラフルなガラスモザイクタイルを一部埋め込み



滑り台


ロフトへ上がる「のぼり棒」


2階LDK


2階LDK上部のロフト










設計コンセプト

「家の中に滑り台が欲しいんです。」
近所の子供たちが大勢遊びに来るので、滑り台とのぼり棒を家の中に作ることが、
クライアント(奥さん)の希望でした。
1階から階段を上がって2階へ、さらにハシゴを登ってロフトへ。
そこからのぼり棒で2階へ降り、そして滑り台で1階へ降りることが可能です。
家全体をワンルームとし、1階からロフトまでぐるぐると廻れるプランとしました。

さらに高台の敷地で南側の眺望が良いため、LDKを2階にしてバルコニーを設けました。
浴室も南側に配して、お風呂に入っている時も景色を楽しめる様にしました。
リビングのキッチンはアイランド型で、食器棚や冷蔵庫は来客時に
ポリカーボネートの扉で隠せるようになっています。
また家事の動線を考え、キッチン横に洗面室とユーティリティを設けました。
限られた予算の中で大人は眺望を楽しみ、子供は楽しく遊べる家を目指して設計しました。

完成後はほとんど毎日、近所の子供が遊びに来るとのこと。
1階のファミリースペースが将来の子供室です。
子供の成長とともに、家の間取りも変化していきます。
いつまでも快適で楽しめる家であって欲しいと願っています。