HIRONO ASSOCIATES


works
  美食酒肴 聖 photo gallrey details

『美食酒肴 聖』 現場リポート




2001/06/15


グランドオープンも無事終わり、本日PM7時から
施工に携わった人達と打上げ会を行なった。
オープンから2週間、評判もなかなか良いようだ。

打合せ当初、クライアントから「モダン和風」で設計して
欲しいという要望があった。
自分なりの和風の解釈でクライアントを交えながら、
プラン・材料等を決定していった。
日本古来の和風ではなく、「質素でライトな和風テイスト」の
イメージで設計を進めた。
店舗を設計する時は、いつも空気感を大切にしている。
この心地良い空間を、多くの人に味わってもらいたいと
願っている。



2001/06/01

看板の光の漏れ方が不均一だったので
裏側に白のアクリル板を追加した。



2001/05/31

グランドオープン

看板の光の位置を調整
コールテン鋼はかなり錆びて味が出てきた。



2001/05/30

グランドオープン前日

便所に行く通路
奥のオブジェは季節に応じて変える。



2001/05/25

南東の交差点から見た外観
手前右がコールテン鋼の建て看板



2001/05/21

プレオープン

外壁に埋め込んだ銘版
店舗名と設計事務所、施工会社の名前、竣工年月日が、
刻まれている。


2001/05/19

4.5帖の和室が2部屋ある。
壁が珪藻土塗りのため、下部に雲流和紙を貼ってある。



2001/05/18

玄関の引き戸は木製自動ドアで、
ステンドグラスが4枚はめ込まれている。
ステンドグラスは施主の奥様の製作。



2001/05/15

エントランスホールのブラケット照明器具
ベースは廃船の甲板と鉄のクサビから製作されたもの。



2001/05/11

1階トイレの手洗い器

材質は素焼きの陶器製で、取付金具はクロームメッキ。



2001/05/08

1階トイレのスクリーン

ベニア下地で和紙を貼ってある。
後ろに照明を埋め込んで間接照明にしている。



2001/04/24

仕上材を貼る前の下地のチェック。

下地のプラスターボードのジョイント部分が均一でないと
和紙がきれいに貼れないため、入念にチェックする。



外壁の珪藻土塗り

施主立会いのもと、外壁の珪藻土クシ引きの
テクスチュアと色の確認をする。
見本を3パターンほど作製してもらい、現場で確認。
今回は、出来るだけ荒い風合いにしてもらう。



2001/04/04

ガラスブロックの下地鉄骨のチェック。

ガラスブロックは6mmの補強筋(力骨)をはしご状に加工して、
H鋼に溶接した。



客室の掘りごたつの寸法チェック

この寸法に合わせて家具テーブルを製作してもらう。
タタミの厚さ分、床が下がっている。



2階通路床の杉板。

仕上げは、杉の生地を生かすために着色せず、
汚れ防止のワックス仕上げのみとする。



2001/04/03

外壁の下地モルタル塗り

内外とも湿式工法が多いため、養生期間が必要であり
通常よりも工期はかかる。
クラック防止には気を使う。



2001/03/27

カウンターのコンクリートブロック下地工事完了

カウンターの高さには細心の注意が必要で、
ケヤキの一枚板を使うためにかなりの重さになる。



2001/02/27

筋違い、金物検査

土台は基礎パッキンを使用。



2001/02/18

上棟式

全体の骨格が現れる。
夕方から、餅まきを行う。



2001/02/06

基礎配筋検査

図面通りに鉄筋が配筋されているかの検査。

2001/02/03

地鎮祭



2000/12/25

敷地調査2

自分のイメージした建築の再確認のために再び、
建設地を訪れる。



2000/11/03

敷地調査1

設計依頼があり、初めて建設地を訪れる。
この時点で建物のイメージ、構想を練る。